「GWキャラバン2018!」

 

第2部 古い町並みを巡る 「旅情編」 の巻 

 

         30日(月曜)

            グッスリ、泥のように寝たようです・・  AM5:30起床。

            昨夜 就寝前に 液状湿布薬(インドメタシン配合)を 太腿や膝周りに コレデモカ!って塗っておいたので

            あの恐怖感すら覚える「山旅の友 激しい筋肉痛」は 今のところナリを潜めております  (^^)v

 

            気温は7℃と冷え込んでいるものの、見上げた空は予報通り バキッっと晴れてます。

            今日は観光しながら移動していく予定、やっぱり晴れてないと楽しくないよね!

 

            パンと珈琲で軽めの朝食、いつもの車内清掃や昨夜適当だった片付けをキッチリとやっておきましょう。

            道の駅を出発したのは計画通りのAM7時、一旦 塩尻中心に向かいます。

            中心地からは R19 をひたすら南下、数キロ置きに道の駅が点在してるんで適宜寄り道します。

 

   

毎朝恒例の淹れ立て珈琲

 

総菜パン4種を半分づつシェアで

 

 

 

 

            実はこのルート、我が家の初代キャブコン(アスリート)で 初の夏キャラバンで走ったルート。

            2003年8月だから、かれこれ15年前のこと。

            そんな15年も前のことなのに、後ろに流れていく景色を見ているだけで

              「あっ、ココに寄ったね」「ココに泊ったよね」「ココは知らないなぁ、新しいのかな

            っと、色々と思い出します。

 

            そんな交通量も少なく快適な R19、フフフ〜ンっと鼻歌まじりのドライブで向かっているのは

            「妻籠宿(つまごじゅく)」。

            古い街並みが保存された、むか〜しの宿場町で 今回の GWキャラバン 第2部 旅情編 最初のアクティビティ。

            妻籠宿 観光用Pに到着したのはAM8:55、まだガラガラです。

 

            今回のキャラバン、観光の計画を多く組んだので現地の駐車場事情も事前調査もぬかりなくやってきた。

            有料の観光Pを多用することになるんだけど、中には「クルマの大きさでマイクロバス扱いになるかも」って

            場所もある。  妻籠宿もその一つで、それも仕方ないかっと覚悟してた。

 

            ところが、妻籠宿 観光Pは有人で、受付のおっちゃん達はキャンカーの扱いに慣れている感じ。

            料金は乗用車扱いでOK、停める場所も「はい、コッチに停めてね」っと、考慮されてました。

            ありがたやありがたや・・・

            指定された場所にクルマを停め、貰ったマップを片手に早速くりだします。

            でも、時刻はAM9時、まだまだ早い時間。

            お店はともかく、普通に生活を営んでいる街にお邪魔するんだから、声のトーンを抑えて静かにね  (^^)v

            

 

 

15年ぶりの再訪 道の駅 奈良井木曽大橋 で休憩

 

  妻籠宿 第2観光P まだ空いてました

 

観光Pの向かい側にあります

 

この路地を抜けると妻籠宿です

 

 

 

 

            開店準備中のお店が多いんで、まずはハシからハシまでノンビリと見て回り、戻って来ながら土産物を

            物色していくことに。

            この手の宿場町、保存された古い町並みは、福島大内宿に2回行ったことが有る。

            でも、なんていえば良いのかな・・

            妻籠宿の方が静かっていうか、整然としてるっていうか、品が有るっていうか。

 

            大内宿って、古い町並みなのに今風のお土産が店頭に多く並んでるし客引きの声もアチコチから聞こえる。

            なんとなく興ざめしちゃう部分があった。

            でも、ココ 妻籠宿は そう言うのを感じない。

            時間が早い事もあるんだろうけど、静かだしお店もケバくない。

            

            

古い木造の家々が良いねぇ

 

  藤が綺麗でした

 

この小さな箒、使いやすいので”買い”です

 

  道路の舗装を除けば、時代劇のセットみたい

 

なんかさ、向こうから町娘とかお侍さんが歩いて来そう

 

お土産屋さんも静かで品がある

朝一番の人の少ない時間ってのも良かった

 

  気持ち良く歩けました

 

 

 

 

            そんな妻籠宿。  いつもよりも3倍くらいノンビリ歩きでアチコチのお店を見て回っても

            そんなに広い範囲じゃないので、30分ほどで一番奥まで歩けちゃいます。

 

            時刻はAM9:30を回ったところ。  少しづつ観光客が増えてきたところを見ると観光バスが

            到着した様子。

            せっかく気持ち良いなぁって思ってるところ、ガサツなジジババ軍団とか声のデカい異国人の

            団体が大挙してやって来るのかと思うと少々ゲンナリ・・・

 

            そんじゃウチは目を付けておいた土産を買いながらクルマに戻りますかね。

            お土産は、ママが一目ぼれしたフクロウの置物、オレが一目ぼれした買い物カゴ、地酒、小さな箒。

            それと、店頭に氷で冷やしたラムネを見つけ、嬉しくなってそれぞれ1本。

            妻籠宿、期待値を大きく上回る楽しさ・気持ち良さでした!

 

 

 

           

こちらのお店 伊勢屋さんでは・・・

 

編み込みの買い物籠を購入(1600円也)

 

こちらは今風に言うと、JAの直売所
  
 購入した地酒はコレ
 
コチラの御菓子処 満寿庵さんでは・・
  
桶に入れた氷で冷やしてあるラムネを
 
 
ママ、ご満悦です
  
 

  

 

 

            妻籠宿は1時間ほどの滞在でした。

            さて、次に向かうは「馬籠宿(まごめじゅく)」。  古い町並み・宿場町の2連チャン  (^^;

            峠道を避けて国道で迂回するつもりだったものの、目の前を通過する馬籠行きの路線バス・・・

            えっ! マジっすかっ!!  \(◎o◎)/

 

            路線バスが行くぐらいだから峠道っていっても、大したこと無いんじゃない?

            お〜し、ウチも行ってみっかっ!  っと、バスを追いかけます。

            そんな移動、「それなりの峠道」を35分ほど走って、アクティビティ2箇所目 馬籠宿 に到着。

 

            こちらは駐車場が無料開放されており、10台ほどのキャパでアチコチに用意されてる。

            ウチは運よく一番近いPに駐車に停められました。  早速くりだしましょう!

            時刻はAM10:40、メインの通りは もの凄い人出!!

            妻籠宿よりも馬籠宿の方が有名ってこともあるんだろうけど、さっきまで居た妻籠宿の静かな佇まい、

            静かな空間はなんだったの? ってくらいのギャップに2人でビックリ。

 

            メインの通りの道幅も狭く、店頭に並ぶ土産類も触手を動かされるような感じじゃない。 

            色もドギツイ(カラフルともいう)ものが多いし、急に世俗っぽくなっちゃった感は否めない。

            なんかね・・ 古い町並みの原宿 竹下通り って感じ!?  (>_<)

 

            駐車場が一番上・上流に位置してたんで、取りあえず 一番下・下流まで散策。

            でも、正直言って見るべきものは・・・  でした  (T_T)

 

 

           

すっごい人の多さに唖然・・・

 

「どう古い感じでしょ」感! でも買っちゃうんだよね

 

  

 

 

            そんな馬籠宿ではありますが、時間的にも、オナカ的にも、ランチタイム。

            元々 馬籠宿あたりでランチにしようって計画してたこともあり、「う〜ん・・・」な感じは否めないものの、

            とあるお店へ。

            オレ:ざる蕎麦 、 ママ:とろろ蕎麦 、サイドメニューに五平餅 をオーダー。

            アタリハズレが少なくなるように、なんとなく当たり障りない選択ですね  (^^;

 

            待つことしばし、目の前に供された蕎麦、五平餅。  さっそくヒトススリ・・ ふ〜ん・・・

            見た目も味も悪くないじゃない。  いや、旨いほうかな。

            でもねぇ・・ 何かねぇ・・ 違うんだよねぇ・・

 

            お店の外見は「古い町並みの景観を損ねない」よう、一応は古い感じを保ってるんだけど、お店の中は

            至って普通なの。

            どこにでも有るって言うか、自宅の近所の蕎麦屋って感じなのよ・・・

            ようはね、外見は古い感じを保ってるけど、中身は全然古くない。 外見だけのハリボテってこと。

            原宿っぽいって思ってたけど違ったね。  原宿じゃなくて、ちょっと前の「メルヘンな街 清里」って感じ。

            いやはや、まいったねこりゃ・・・

            妻籠宿の印象がすこぶる良く、馬籠宿も同じようだろうって期待してた分、感じるギャップもデカいし

            落胆もデカいよねぇ・・・

            

 

           

コッチの五平餅って団子なんだね

 

味はなかなか、美味しかった

 

とろろ蕎麦も良かったって
  
 ちょっと俗っぽいのが気になりました
 

  

 

 

            時刻はAM11:40、ココロにモヤモヤした感じを抱えたまま 馬籠宿を後に。

            向かうは50kmほど離れた日本三名湯のひとつ 下呂温泉、時間が有るんで寄り道しながら、

            買出ししながら向かいます。

 

            ナビ美さんに行先をセットし出発、ルートはR256、R257 をひたすら道なりに北進するだけ。

            立ち寄ったのは、道の駅 五木のやかた、道の駅 花街道付知、加子母森林組合モクモクセンター

            道の駅 加子母 の4箇所。

            実は今回のキャラバンに先立ち、行く先々で木工品があれば見て回りたいって話し合ってた。

            自宅用に「良い感じ」の テーブルとイス があればって思ってね。

            そんな考えもあって立ち寄った 加子母森林組合モクモクセンター。 自分で組み立てるタイプだったものの、

            オメガネに叶う感じのヤツを発見! コスト的になかなか良い感じ。

            だけど・・・  いかんせんデカくて、キャラバン前半のウチとしては 持ち帰りが厳しい・・・

            泣く々 諦めるしかありませんでした。

 

 

           

道の駅 五木のやかた(ゴボクって読む)で

モッチリで美味しかったなぁ

 

加子母モクモクセンター

ここのテーブルとイス、欲しかったなぁ

 

   道の駅 加子母で
飛騨牛コロッケ、見かけると食べちゃう  (^^;
 
 道の駅 加子母で
ママはソフトクリームばっかり食べてます
 

  

 

 

            そんな残念な気持ち、ブルーな気持ち を引きずったままクルマは下呂温泉へ。

            まずは予定通り、温泉街入口の地元のスーパーに立ち寄って夕食の買出し。

            今日は昨夜 呑み残した地酒+買い足した地酒をメインにしたいんで和食メニューが中心です。

            加えて、昨年のGWキャラバンで残念な思いをした 飛騨牛 をどうしても!!!  (^^;

 

            飛騨牛は、スーパーの精肉売場じゃなく、テナントで入っている地元精肉店で購入。

            パッっと一目見て、「たっけ〜」ってのが最初の印象、でもすぐに「すっげ〜うまそう!」に変更。

            精肉店のショーケースを良く見ると、「切り落とし 298円/100g」を発見!!

            「ください! コレを300gください!

            っと、なぜか鼻息を荒くして購入決定  (^^)v

 

            さて買出しも無事に終わったことだし、今日の温泉 に向かいますか。

            ホテルの貰い湯、共同浴場、どっちにするか逡巡・・・ ママの判断で 「クアガーデン露天風呂」に。

            走ること10分、思っていたよりも人出が多い駅周辺にビックリしながら到着。

            でも、駐車場が狭くて満車、しかも立体駐車場・・・  う〜む、キャンカーはムリかぁ・・・

            諦めるのもなぁっと思いつつ100mほど通り過ぎると、「駐車場はコッチ」の看板。

            あれ? コッチにもあるのか?

            ダメ元で行ってみると、「クアガーデン露天風呂」の裏手にある河原が駐車場に解放されてました。

            やった! これでココロ置き無く下呂の湯を愉しめるゾ〜

 

            今日の日中は日差しも強く、汗ばむ陽気だった。  早く汗を流してサッパリしたい〜っと 急ぎ入湯。

            施設の名前の通り、露天風呂しか無くて洗い場ももちろん露天。

            たまたま今日は暑いくらいだから外で洗うのも問題ないけど、陽気によっちゃぁ寒いかもね。

            お湯は肌がヌルッっとするような柔らかいお湯、もっと強い湯アタリがあるんじゃないかって思ってたから

            これは意外でした。

 

            いつも通り45分ほどの入浴タイム。

            クルマに戻り、恒例のノンアルコールを冷蔵庫から引っ張り出し、河原で風に吹かれながら頂きました。

            日中の程良い疲れ、風呂上りのサッパリ感、キンキンに冷えたビール(ノンアルコールだけど)。

            至福の時ですな  (^^)v

              

 

 

           

下呂温泉 クアガーデン露天風呂 裏の河原も駐車場です

 

そして河原から 直接 施設へ入れます

  

まぁお約束ですね
 
 風呂あがりにキンキンに冷えた・・ くぅ〜 (^^♪
 

 

 

 

            河原の気持ち良さ、中心街から少し離れてるから喧噪もない。

            このままここで・・・ って思いも無かった訳じゃない。

            でもでもオトナの事情ってのもあるんだよねぇ・・  後ろ髪を引かれる思いで下呂温泉を後にします。

            向かうは今日の泊地 道の駅 飛騨街道なぎさ

            もっと先の道の駅にするか最後まで悩んだんだけど、街に近いより山の中の方が静かで涼しいだろうし、

            何より風呂上りから、そんなに時間を掛けずに夕食にありつけるってことで、手前の 飛騨街道なぎさ を選択。

 

            下呂温泉から走ること35分、PM16:40に到着。

            街道沿いのコジンマリとした道の駅、目論み通り空いてました。

            エントランスの開閉が楽なハジッコのポジションに収まり、まずは車内片付けとか、夕食に向けての準備。

            窓を開放、ベントを排気で駆動して車内の換気もしておきます。

 

            道の駅で土産物を買ったり、風呂上がりで火照った体で夕涼みしたりで時間調整を1時間ほど。

            そろそろ良い時間、始めちゃいますかね!

            1年越しの飛騨牛は、サッっと火を通して塩コショウのみ。 300gが目の前にドーン!!っと山盛り。

            周りを固めるのは 大根サラダ、きゃら蕗、根菜の煮物、そして地元の豆腐で冷ややっこ。

            昨夜と違って今夜は睡眠バッチリ、体調バッチリ。 ビール→地酒のフルコースで迎え撃ちましょう!!

 

 

 

今夜は 道の駅 飛騨街道なぎさ にお泊り

 

1年越しの飛騨牛

 

300g、一気に作っちゃう!

 

塩コショウのみ 脂が絶品でした

 

日本酒にはコレ、きゃら蕗

 

根菜の煮物

 

サラダを入れて計5品

 

コレ、かなり旨かったです

 

 

 

 

            ここ2〜3年、脂っこいものを沢山食べれなくなってきたオレ

            どんなにサシが入った牛肉、マグロの大トロでも、1切れ、2切れで満足。 それ以上はモタレちゃう。

            でもね! でもね、そこのオクサン!  (^^;

            飛騨牛は違うのっ!  脂がね、甘くて美味しいの!  箸を舐めてるだけで旨いの!!

 

            それでも、地酒に切り替えると 流石に牛肉の脂は合わない。

            300gも買っちゃたし、全部作っちゃったのは良いんだけど、流石に2人じゃ持て余し気味。  

            途中で、ラップ→冷蔵庫 になっちゃいました  (>_<)

 

            昨夜と違って、今夜は時間に余裕があるんで、とにかくユックリと充実したツマミ、地酒を頂きつつ

            写真を見ながら今日の動きを反芻。

 

              妻籠宿=100点、馬籠宿=40点、下呂温泉=90点、移動中=80点

 

            そんな極上のシアワセタイムを味わい、ママの目蓋にオモリが下がったPM21時、就寝です。

 

 

 

         01日(火曜)

            バチッ!っと音がするような目覚め。 時刻はAM4時・・・

            流石にまだ暗いものの、トイレに行ったら寒くて余計に目がパッチリ。

            ママもしばらくすると起きて来て、キャラバン2日目の朝は 早寝早起きの法則が発動  (^^;

 

            今日の予定だと、駐車場の開場時間があるから早起きしたから早く出発ってのも限度がある。

            まぁ ユックリいきますかね・・・

            今朝も淹れ立て珈琲とパンで軽めの朝食、朝食後に昨夜の宴のあとを綺麗に片づけたりしても時間に

            余裕が有りました。

 

            4時に起きちゃうと、いくらノンビリしても時間を持て余すんで時間調整を諦めてAM6:50に出発。

            早朝なのを良いことにノンビリと走ります。 まずはR41高山市へ抜けて R158清見方面へ。

            そこから高山清見道路(無料の高速)で 飛騨清見JCT まで移動、そのまま東海北陸道に流入し北上。

            一気に白川郷IC まで動いて一般道へ。

            IC近くの道の駅 白川郷 に到着したのはAM8:10でした。

 

 

 


今朝は少な目の朝食

 

道の駅 飛騨街道なぎさ  空いてました

  

 

 

 

            ここでトイレタイムと同時に行先を再確認、ナビ美さんに「村営せせらぎ公園 白川郷駐車場」をセット。

            もうお判りのように、今日最初のアクティビティは「世界遺産登録 白川郷」。

            昨日の「妻籠宿」「馬籠宿」に続く、古い町並みシリーズ第3弾です  (^^)v

 

            こちらの駐車料、乗用車は後払いの1000円。 キャンカーも同じ1000円で良いとのことだけど、

            出口のセンサーが車両の高さでバスと認識して3000円の請求になるからっと、キャンカーだけ

            前払いして支払い済みカードをくれる。

            昨日今日 利用した駐車場、キャンカーにとってもフレンドリー!  どこぞの観光地、駐車場とは大違い!

            妻籠宿といい白川郷といい、なんて良い場所なんだ!!

            キャンカー乗りのみなさ〜ん!  駐車場代を恐れること無かれ! いざゆかん 妻籠宿白川郷!! (^^)v

            っと、称賛するのはこの辺にしておいて。

 

            係のおっちゃんの指示に従いクルマを駐車、身支度を整えて いざ出発!

            駐車場のすぐ脇を轟々と流れる川にかかる吊り橋(であい橋)を渡ったところがスタート地点。

            ここからが白川郷合掌村です。

 

 

白川郷 観光P キャンカーにもちゃんと対応してくれました

 

あの長いつり橋を渡るの? マジで? (>_<)

  

ママは楽しそうだけど・・

 

  揺れるからハシャグなって!!

 

 

この鳥居の向こうが白川郷合掌村です

 

 

 

 

 

            であい橋 からメインの通りまでのエリアには古民家を使ったお店、民宿が多く、メインの通りを渡ると

            民家が点在する生活空間。

            その空間に一歩を足を踏み込むと、もうまさにタイムスリップした感じ。

            「はぁ〜・・・

            ため息っていうか、感嘆っていうか。

            そんなときに偶然見かけた地元のおばあちゃん。 後ろに手を組んでノンビリ歩いてる。

            もうそれだけで絵になる。

 

 

白川郷  ココもタイムスリップした感じです

 

この景色、堪りません!!

  

おばぁちゃんが歩いてるのも風景のヒトツ

 

こっちを歩いてるのはおばちゃん(ママ)です  (^^;

   

 

 

  

            駐車場で貰ったマップを片手にソゾロ歩き。 もちろん写真をバチバチと撮りまくり。

            歩いては立ち止まり、立ち止まっては景色を眺め、その景色に見とれて感嘆し、感嘆しては写真を撮る。

            撮ったらまた歩く・・・  ホント、その繰り返し。

 

            う〜ん、この景色、この風景・・・  たまらんなぁ・・・

            今日はこの後の移動が長く、市街地が混雑するのかどうかも含め時間が読めない。

            でも、時間短縮・挽回するために高速を使うっていう奥の手も有る。

            うん良いや、時間を気にせず、今日は気の済むまで白川郷を満喫しましょう。

 

            とにかく隅々まで歩こうってことで散策再開。

            合掌造りってひと口に言ってもいろいろ。

            大きな建物から小さな建物、民宿にしてる建物もあれば生活感たっぷりの民家も。

            広大なエリアに絶妙な距離感で点在してる。

            冬は豪雪・雪深い白川郷、今まさに春を迎え 里には八重桜を始めとした春の花々が競うように咲き誇ってる。

 

 

 

水仙かなぁ でも八重なんだよなぁ

 

この景色、合成じゃないんだよ!?

  

素敵な景色だよねぇ

 

忘れてた、5月だから鯉幟だ

  

八重桜が満開!

 

新緑の緑も綺麗

  

今は人が住んでいない感じの家もありました

 

屋根の一部を修理してました

  

八重のヤマブキが満開

 

ずっと見てても飽きない

  

 

 

 

            合掌村の一番ハジッコまで来ると、ぐっと勾配のキツい坂道。

            この坂道を登り切ったところが萩町城跡展望台・天守閣展望台。(天守閣って言っても そんな建物は無し)

            高いところから合掌村を一望できるって言うんで、「一昨日の前三ツ頭と同じくらいキツい〜」っと

            悲鳴を上げつつ登ってみました。

 

            でも、キツい坂道を登った甲斐が有りました!!  いや〜なんとも 見事な眺望。

            眼下には合掌造りの家々、遠く雪をまとった山々・・・ この時期ならではの景色、しっかり堪能できました。

            展望台には3つのルートが有って、

 

              @ ウチが登ってきた合掌村からの坂道

              A バスターミナルと接続してるツヅラ折りの道、

              B 展望台にクルマで入るための遠回りの道

 

            ウチが選んだ帰りのルートはもちろん「B 遠回りの道」  (^^;

            クルマが通るって言っても、ぶんぶん通るわけじゃないし、数件だけど合掌造りの家々もある。

            ノ〜ンビリ散策するには、やっぱしコッチでしょ。

 

            散策のペースは一向に変わらず、相変わらず 歩いては止まり、止まっては景色を眺める。

            途中で見かけた 作務衣を来た若いお母さん

            小さな子供をオンブ紐で背中に背負い、買い物袋を持って歩いてた。

            自分の地元で見かけたら別になんでもない光景だろう。

            でも、ここ白川郷では、お母さんの向こうに合掌造りの古民家が見える。

            う〜ん、なんだか絵になるなぁ・・・

 

 

 

畑はこれから種まきかな

 

展望台への坂道  キッツ〜 (>_<)

  

この高さまで坂道を上がってくるんだもの

 

でも、格別の景色だね

  

八重桜も綺麗だし

 

山を入れると一味違うかな?

  

麓に下りてきた

 

この お母さんも絵になるねぇ

  

 

 

 

            ノンビリと歩いてバスターミナルを超え、さっきはパスしたメインの通りまで戻ってきた。

            改めて 土産物でも物色しながら ブラブラと歩きましょう。

            そんな感じで隅から隅まで見て回り、スタート地点に戻ったのはAM10:40。

 

            まだ時間は少し早いけど、朝食が早かったせいか 既に2人とも空腹。  だけどお店の開店時間は

            11時か11時半ばっかり。

            う〜ん、諦めるしかないのかなぁ・・・  カフェでも良いんだけどなぁ・・・

 

 

 

合掌村まで戻ってきました

 

やっぱり気持ち良い場所です

  

メインストリート は一般車侵入不可

 

今日も飛騨牛コロッケ (^^♪

  

 

合掌村の入り口付近まで戻りました

 

  

 

 

 

            駐車場のすぐ脇にも合掌造りを利用した食事処があったから、あっちしかないのかな・・・

            そう諦めかけたとき、「開店時間 10:30〜」っという1件の食事処を発見!! 

            おぉ! 神様仏様ありがとう! (^^;

 

            ガラス越しで見ると開店直後のせいかお客さんはゼロ。  お〜し、一番乗りだぜぇ。

            オーダーしたのは オススメって書いてあった「だんご汁」で、ママ が善哉汁、オレが 肉汁 をチョイス。

            歩きまわって喉も乾いてるから、アイスコーヒーも付けちゃいましょう!

 

            待つこと5分ほどかな。

            供されたソレ、おぉ〜旨そうじゃないの!!  香りも良いじゃないの!!

            写真を撮るのもモドカシく早速ひとくち・・・・    うん、旨い! 白玉がモチモチ〜

 

            土産も買ったし小腹も満たした。  さ〜て、そんじゃ重い腰を上げて移動しますかね。

            合掌村の雰囲気・空気感が あまりにも気持ち良くて「動きたくない病」が発症しそう!

            先を急ぎましょう (^^;

            時刻はAM11:50、予定を大幅に過ぎてるけど、まぁなんとかなるっしょ。

 

 

 

喉が乾きました

 

これを頼んだはずなんだけど・・・

  

なんか見た目からして違わないか?

 

こちらは善哉風 美味しかったけどね

  

いまいち腑に落ちないけど、美味しかった  (^^;

 

またつり橋だよ (-"-)

  

 

駐車場側のお店 なんで看板つけてんの?って気がする・・

 

  

道の駅 白川郷で

ママはまたもやソフトクリーム

 

これです

 

  

 

 

 

            移動ルートは事前検討の通り R156 での北上、寄り道は 道の駅 や 産直など気になるトコがあったら。

            結局、心配していた市街地の混雑は砺波市に入っても、その先の高岡市に入っても問題無し。

            中継ポイントの 道の駅 万葉の里 高岡 に到着したのはPM13:45。

            白川郷から一般道で約75kmを2時間ほど、快適な移動でした。

 

            10分ほど休憩したところでリスタート。

            ここから 能登自動車道の無料区間を使って、一気に能登半島入り、終点の 七尾ICまで 50kmほど移動。

            買出しは 七尾IC 近傍の地元のスーパー ナッピーモール です。

 

            能登半島に来たからには魚介類を食べたい。 特に 白エビ、ホタルイカ、ブリ、ノドグロ・・・

            でも地元のスーパーだと、ちと厳しい食材ばっかり。

            ウマウマ食材購入は明朝に回して、今夜は手に入る食材でガマンです。

 

            買出しが終わったら向かうのは能登島、温泉も泊地も 能登島 に決めてます。

            まずは今日の温泉 「ひょっこり温泉 島の湯」へ。

            ここは2004年のGWキャラバンで利用した温泉施設。

            そう説明してもママの反応が薄かったのは、来てみるまで思い出せなかったから・・ のようです。

            まぁ、かくいう オレ も行ったことは覚えてるけど内容までは・・・   (>_<)

 

            そんな感じで、どんな温泉施設だったか、お湯はどんな感じだったか、まったく思い出せずに居た2人。

            入湯しても、「う〜ん・・ こんなんだったっけ・・・」っと、やっぱり思い出せませんでした・・・

            ともかく今日は良く歩いて汗ばんでるんで、非常にサッパリできました。

            この施設、能登島マリンパーク海族公園内にあって、駐車場も広いしトイレも完備、車中泊できれば

            ベストなんだけど、22時にクローズになるのは2004年から変って無い様子。

 

 

この道の駅も静か 和紙製品が良かった

 

買い物籠を使って買い出し!!

  

ひょっこり してきました

 

タッチパネル式券売機 500円/人です

  

 

 

 

            22時って、キャラバン中は既に寝てる時間だし叩き起こされても困るんで2004年と同様、移動します。

            今日の泊地は ひょっこり温泉から3kmほど、道の駅のとじま

            到着はPM16:45、ちょうど道の駅の施設クローズ時間でした。

 

            解放されているトイレがあるのは第2P。

            ガラガラなんで停め放題、場所も選び放題!  風通しが良く、程よくトイレから距離が有り、そんでもって

            静かそうなベストポジションを確保できました。

 

            窓を開放、ベントを回して車内換気をしながら しばし時間調整、出入りするクルマも少なくて とても静か。

            時間経過と共に徐々に車中泊のクルマが増えて都合10台位になっても、広大な駐車場に旨く散らばってるんで

            干渉することも無く良い感じです。

 

            PM17:40、そろそろ良い時間。  テーブルに食材たちを並べて プシッ!っと行きましょう。

            今夜のアテは、ブリの刺身、蒸し鶏、茶碗豆腐、サラダ、それに昨夜の残り物3品 の計7品。

            (飛騨牛は塩コショウ味→醤油甘辛味 っとリメイクしました)

 

            そして今夜も 缶ビール+地酒の連合軍。

            いやはや、それにしてもブリの甘いこと!   旬は今じゃないって判ってるけど、それでも充分に旨い。

            茶碗豆腐(中に芥子が入ってる)や 蒸し鶏も これまた旨い。

            いや〜良いなぁ・・  このキャラバン、食べてるもので外したのって無いよねぇ?

            あっ・・ 1つだけ あるな・・  山旅の後の唐揚げが・・  (^^;

            

            

 

 

残り物3品も含めると 凄い量だね

 

 

  

毎晩 旨い酒が呑めてる

 

これも旨かったな

 

 

 

 

            いつになく ノンビリと食べ、マッタリと地酒を頂いたんで、ママがフネを漕ぎだしたのはPM21:30。

            おぉ! いつもより30分も遅い! 

 

              「ねぇママ! 凄いよ! 30分も頑張ったよ!」

              「・・・ あぁ・・・ はぃはぃ・・・  ねる・・・」

 

            そんな虚しい会話が響く能登島の夜なのでした・・・

 

 

 

第3部  旨いものに舌鼓「グルメ編」 につづく・・